2018-01-30

SPIN OFFの続き

今回はSPIN OFFスピノフの他に別の会場が。
これは国際漫画祭とは関係なく有志で開催されたもの。


POWWOW
主に夜コンサートがあったり、初日には食事の提供があったり。昼間はミニブックフェアも開催していたようですが、なにしろ自分たちのスタンドがあって行けなかった。。


国際漫画祭はブックフェアの他に展示や賞も企画してて、4日なんてあっという間。
手塚治虫の展示とかもあったのですが、中心地から少し歩かなければならないところだったりと、時間がとれませんでした。


これはスピノフが企画したコンサート会場。
これは初日に撮った写真で、人の数はまだまだ序の口。他の日はこの3〜4倍の人で溢れかえっていましたよー

NEXT REVELの展示。
メンバーはここで寝泊まりしていたらしい笑



展示の横ではラジオをやっている人たち。。。
彼ら、時間をオーバーして爆音で踊り始めて、なんか超カオスになってました…笑
あ、ちなみにここは昨年の会場。




SPIN OFF 2018

今年もAngoulême アングレームに行ってきましたー!!

アングレーム国際漫画祭のメイン会場・通称「IN」とは別に、ミニプレスを扱うブックフェア「(SPIN) OFF」が開催され、今年もシャンブル・シャルボンとして参加してきましたよ。

朝10時から19時まで、4日間も続くこの長いブックフェアですが、かなりの来場者数が見込まれるので、本当に参加する甲斐があります。今回もおかげさまでたくさん売り上げがありました。売り上げも大事だけど、何しろたくさんのアーティストが集まってくるので、日頃SNSで動向を追っている若手アーティスト達に突然会えたりするのです!!!!!!!!!!
アーティスト自身のことは全く知らないのに、彼らが作り出すものたちのことはよく知っている。実際彼らに会って話しをするのはとても不思議な感じです。






私たちのスタンド。

これは全体の写真。昨年とは打って変わって明るく暖かい場所で天国でした!

お隣はMargaux Duseigneur & Antoine Marchalot
さらに Sammy Stein ^^
彼らの隣なんて恐れ多いくらいでしたが、いっぱいの時間を彼らと過ごしてとても面白かった…感激です。


こちらは「IN」

今回spin offに提供してもらった学生のアパートは、会場の本当すぐ真横で助かりました…!昨年の学生の家も良かったけど、毎晩・毎朝20分ほど坂を上り下りしなければならなかったんだよね。あれはけっこう辛かった…
参加者にアパートを提供するこういうシステムは素晴らしいと思う。知らない人を泊めるなんて、日本ではなかなかできないことですが、受け入れ側もみんな学生で、無理に掃除したりせず超自然体なのでこっちも全然気を使わなくていい。しみじみ「楽だなぁ」と思います。もちろん手土産は持って行くけど、今回日本のお菓子を持って行ったらすごく喜ばれた。アニメやコミック系を学ぶ学生達は本当に日本が好きなんです。
私たちの隣にスタンドを構えていたSammyサミーは、今秋日本に行ったばかりなのですが、何かあればずっと日本の話をしていて面白かった。彼のテーブルにはこんな消しゴムが。笑



アングレームはナントより南に位置しますが、この週末はめちゃくちゃ寒かったぞーーーー 
続く。




2018-01-24

最近

この間友人宅に遊びに行った時、こんなコレクションが並んでて素敵でした^^
これはガレット・デ・ロワのフェーヴ。 蚤の市で見つけたそうで、水道メーターの上にひっそりと佇む姿はとってもシュールでしたよ笑

ボリスケ母から教えてもらったレシピを元にネギタルトを作ってみたけど、うーんいまいち。中には本当冗談抜きでネギしかなくて、当たり前だけど食べててネギの味しかしない!笑
火の通ったネギを2KG(!ただえさえ一本の太さが日本のネギとは比べものにならないのに、それを5〜6本ほど)とベシャメルソースとチーズを混ぜ合わせて、タルト生地に入れて焼くだけなんですが、どうもネギの量とソースの量が合わないような気が。。ボリスケ母が作るオリジナルも食べてみないとね。個人的にきのことかも入れてみたい気がしますが。

2018-01-20

私の名前について

この間私宛の荷物を受け取ったんですが、そこに書かれていた私の名前がすごかった…笑!

Furischiri...????

一体どこからSが出てきたんだって感じですが笑

フランス人の友人たちには
「イタリアのパスタの銘柄かなんかかと思われている」
「イタリア人だと思われている」
「っていうかマキコのお父さんはイタリア人なんでしょ」
と言われ、みんなで爆笑しました。


そういえばファーマシーの同僚に一度
「マキコの彼氏ってイタリア人なの?」
と言われたことがあります。
「は?なんで?」
「だってfuruichiって、イタリア人の名前でしょ?」
(私、爆笑!)
まずfuruichiはマイネームだし!
ボリスケの苗字じゃないし!
結婚してないし! 
突っ込みどころ満載でお腹はち切れるほど笑ったー


知り合って7年にもなる友人たちも、今でも正確に私の名前が書けない人がたくさんいます。もー別にいいけどね。笑
もう諦めてます。


ちなみに子供の頃は自分の名前があまり好きじゃなかったように記憶しています。(子供ってみんなそんなもんだよね?)
まず「古い」っていう言葉にネガティブなイメージを持っていました。日本語には古臭いという単語があるくらいですから。そのことをフランス人の友人に話したら
「どうして古い市場がネガティブになるのか」
と言われ、かなり驚きました。
実はこれ、つい最近のこと。在仏8年にもなってこれほどカルチャーショックを受けるとは思ってもみなかったのです。フランス人にとって「古い」という言葉は必ずしもネガティヴにならない。昔のものが悪いということにはならないのですね。(まぁ場合によるんでしょうが)

ということで今は自分の名前が割と好きです。
牧場の子と書いて「牧子」も、 フランス人にはとても可愛いと言われてしまうのです!なんたるやこの違い。日本だったら、名前の中に牛があるんだよ!?と言われそうですが。世界中のどの国に行ってもmakikoの発音は絶対に変わらないので、それは本当に気に入っています。マキコはマキコなのです。

2018-01-19

Abattoir

Jon Chandler ジョン・チャンドラーとのコラボレーション第二弾。出ました!

Abattoir (屠殺場)
文 : Jon Chandler
絵 : Makiko Furuichi
21x30cm, 32ページ, 2018
7 euros

来週はアングレームで行われるブックフェア spin offに参加しますが、この本を持っていけるので嬉しいです。今回はゴワゴワした和紙のような紙を選んだのですがなかなか素敵です!





2018-01-17

Formes vives

先週末、田舎にお泊まりしてきましたー

Centre d'Art de Montrelaisでやっている展示
"Ce qui nous déborde, la Loire ou la Terre ?"
をみに行きましたよー

Formes Viveというコレクティブの展示。
ナントから1時間ちょいかかってやっと到着した田舎の果て。
でも展示は本当に素敵で、また来たいとも思ってしまった。
今回はボリスケがお母さんに会いに南仏へ行っていて不在だったので、また期間中に来れたらいいけど、どうかな。
60人ほどの人で賑わってました。

Centre d'Art de Montrelais
19 bis Place de l'Abbaye, 44370 Montrelais
 
 
外。光なし!


 

夕方出発したので、ついたときは真っ暗で何も見えなかったけど、翌朝起きてみてみると、周りはこんな感じでした!
ザ・アートセンター!笑
なんやこの書体…



ロワール川が増水してて道が無くなってたり。
それにしても太陽をみたのが今年初めてくらいだったので、すごくいい気分転換になりました。
今回ボリスケが居ないミニ遠出だったけど、意外にいいなーって思った。もうかれこれ7年ほどの付き合いになりますが、いつもどこにいくにも一緒だったので、こうした単独行動をするのもたまにはいいってもんです。オープニングレセプションなんてたくさんの人がいて、しゃべりっぱなりの地獄の数時間が続くんですが、ボリスケがいなくても私ちゃんと自立出来てて安心した。っていうか彼がいても、結局ずっと喋ってるのは私なんですけどね。


これ、なんか見たことあるなーと思って写真撮ったんですが、思い出した!
 David CronenbergのDead Zoneに出てくるこれにそっくり!サイズは超ちっさいけど笑
あー楽しかった〜

2018-01-14

東京で個展の告知

2月に東京の田端にあるWISH LESS ギャラリーで個展をします。

展示するのも楽しみだけど、
ようこさんとロブさんに早く、早く会いたい〜!!!!(*o*)

「手のひら泥棒」
2018年2月17日(土)~3月11日(日)
木金 16:00~21:00/土日 12:00~19:00
月~水 休み (最終日18時終了)
▶︎ オープニングレセプション:2018年2月17日(土)  18:00~20:00



詳しくはこちらをご覧くださいませ!


2年間帰ってないので、とりあえず着いたら失われた2年間分の納豆を食べようと思います。っていってもまだ1ヶ月先の話ですが。

2018-01-12

Realms ⅱ

カナダ人アーティストのJon Vaughn(フランス語的読み方だとジョン・ヴォーンになるけど、英語的だとどう読むんだろうか)が企画するグループ展に参加してます。オープニングは今日で、カナダのサスカトゥーンSaskatoonというところで開催中らしいのです!

彼のサイト
http://jonvaughn2.tumblr.com/
https://www.flickr.com/photos/jon_vaughn/


Realms ⅱ
@Murray Building, 3 Campus Dr #191,
Saskatoon, SK S7N 5A4, Canada
これは彼のコレクティブ・エディションの出版記念展示。
私も本に参加しています。早く手元に届かないかなー楽しみ^^

作品は郵送しました。
展示場所がどんなところか・広さもよく分からないのですが、彼がSNSにあげた写真に私の作品が載ってて嬉し〜 ありがとう!
ジョンは(イギリス人のジョンと混ざって厄介ですが笑 ちなみにそのジョンも参加している)この間私たちが出版した本にも参加してくれてて、その時の流れで私たちも彼のイベントに参加、となったわけです。お誘い本当にありがとうね。まさかカナダで展示できるとは思ってなかったです。


そしてなんとびっくり、参加アーティストは全部で100人。

ざっとこんな感じです!
私なぜかフランスになってる。なぜにジャパンじゃないのか。


108 (Italy)
Aaron Read (Canada)
Adriana Lozano (Columbia)
Aisha Franz (Germany)
Al White (Scotland)
Anastasia Semenoff (Russia/Germany)
Andre Lemos (Portugal)
Anthony Record (USA)
Antoine Caecke (France)
Arnaud Loumeau (France)
Bea Parsons (Canada)
Boris Détraz (France)
Burn Bjoern (Austria)
Chad Verrill (USA)
Chloë Lum & Yannick Desranleau (Canada)
Chou Yi (Taiwan)
Chris Magnusson (Sweden/Germany)
Christian Oldham (USA)
Christopher Savage (Canada)
Cyrille Le Vély (France)
Dase (Ukraine)
Debora Paula (Argentina)
Delphine Chauvot (France)
Ekta (Sweden)
Elevator Teeth (USA)
Emmanuelle Pidoux (France)
Extra Vitamins (USA)
Fanny Pàpay (Hungary)
Fia Cielen (Beligum)
Florent Groc (France)
François De Jonge (Belgium)
François Van Damme (Belgium)
Frederic Fleury (France)
Gfeller + Hellsgård (Germany)
Gijs Deddens (Netherlands)
Gwendoline Desnoyers (France)
Helene Jeudy (France)
Jaako Pallasvuo & Viktor Timofeev (Finland/Latvia)
Jack Sachs (UK/Germany)
James Michael (USA)
Jason Cawood (Canada)
Jeremy Boulard Le Fur (France)
Jon Chandler (UK)
Jon Vaughn (Canada)
Jonathan Coward (USA)
Jose Quintanar (Spain)
Joseba Eskubi (Spain)
Jul Quanouai (France)
Juli Majer (Canada)
Julia King (USA)
Julie Eckert (Canada)
Justin Gordon (Canada)
Katya Dorokhina (Russia)
Kinya Hanada (Japan)
Lasse Wandschneider (Germany)
Laura Geurten (Belgium)
Loïc Doussin (France)
Lomé Lu (France)
Luca Retraite (France)
Ludovic Boulard Le Fur (France)
Luke Siemens (Canada)
Mahesa Almeida (Japan)
Makiko Furuichi (France)
Marc Hennes (Germany)
Micah Lexier (Canada)
Mike Redmond + Faye Coral Johnson (UK)
Milena Bassen (Germany)
Nanook (Japan)
Nicolas Nadé (France)
Olga Breka (Ukraine)
Palefroi (Germany)
Papay Fanny (Hungary)
Pat Larkin (Canada)
Patrick Kyle (Canada)
Paulina Conjuntivitis (Mexico)
Pia-Melissa Laroche (France)
Quentin Chambry (France)
query(Oracle) (Canada)
Ruo Han Wang (Germany)
Sean Christensen (USA)
Sebastian Jefford (Germany)
Shalo P (USA)
Sretan Bor (Croatia)
Stefhany Y Lozano (Germany)
Tali Bayer (Germany)
Tara Booth (USA)
Tetsunori Tawaraya (Japan)
Tim Romanowsky (Germany)
Tristan Pernet (France)
Tylor Macmillan (Canada)
Ulysse C. Müller (France)
Vince Mckelvie (USA)
Vincent Fritz (Germany)
Yusuke Nagaoka (Taiwan)
Yves De Bondt (Belgium)
Zigendemonic (Ukraine/Germany)





2018-01-11

兼六園からいろいろ思う

先日友達から服をお下がりでもらったんですが、それがビニール袋に無造作に入っていて、ふとそのビニール袋を見たらコレだった!(*o*)
彼女はこの間私の前の同居人と一緒に日本にいったばかり。
金沢にも行ったので、袋を持っているのは当たり前のことなのですが、いやーまさかこんなところで徽軫灯籠に出会えるとは思ってもいませんでした。

実はここ数年前から、フランス人の友人がこぞって日本に旅行に行くようになりました。みんな帰ってきて口をそろえて言うことは
「思ったより、物価安いね。」
です。
日本の礼儀正しさとか清潔さとか食事のバラエティーや、すごいところをいっぱい話してくれるのはもう耳にタコができたのでいいのです。ただ私が気になるのは、日本は昔のように高級リゾート地ではないということ。
昔は高すぎて手が出なかった飛行機代が安くなったこともありますが、宿泊代や食費などはフランスよりも同等か安い場合が多く、フランス人たちはびっくりしています。日本経済の衰退が目に見えている今現在、私はとても複雑な気持ちでいっぱい。それなのに昔とサービスは変わらない。つまり日本人のお給料は減っているのに、仕事量は昔と同じ?そんなん辛いに決まってる。。

日本の素晴らしさを讃えるテレビ番組が多いと聞きますが、 その裏で起こっている過酷な現実に焦点を当てて少しずつ声にしていかないと、とても危険と思います。
日本は島国で、他の国に比べ外国語に通づる人の割合が少ないです。だからなおさら情報源は国内だけのものになって、外に目を向けられない。


日本という国は、世界の中でとても不思議な国だなぁと思います。それは決して肯定的ではありません。でも完全な否定でもない。思うところいろいろありますが、日本人たちを平和ボケさせている日本のマスメディア・日本政府の罪は本当に重い。それに気づかない日本人も本当にかわいそうなのだけど。


2018-01-09

最近の私とか

この間行ったFracでの研修ですが、その時の写真です。
自分の写真があまりないので変な感じ。 あとすでに持ってる自分の写真はほぼ全開に笑っており(笑)、いつも同じ顔をしているのでコレはさらに変な感じ。

色の褪せた可哀想なモミの木が道端に不法に捨てられる季節となりました。しかしまだこれは稼働していました。


この間友人がうちに遊びに来た時、マンションの入り口で見つけたというこれ。
イモリ!
小さくて可愛かったけど、ちょっと怖かった。
友人にはお持ち帰りいただきました。。。自然に返すのが一番。


2018-01-06

Be careful what you read

ジョンが分厚い本を2冊出した。
ファンとしてはどうしても欲しい。でもうちにはすでにたくさんの本がありすぎて本棚にはほとんど空きがない…
どうすっぺと悩んでいたら幸運にもボリスケが欲しいというので、結局購入に至りました…

"Be careful what you read"
marmiteと右のろうそくは関係ないけど、本とともに私の大事な宝物です。
詳しくはジョンのサイトを←

彼がこれまで描き貯めた膨大なコミックやドローイング群。
この人の頭ん中どうなってんのって、本当に圧倒される。
彼の描く意味不明で不気味なキャラクターたちが繰り広げる世界に埋もれるのはとても居心地がよく、同時に制作意欲を掻き立てられます。

私の場合だけど、この本みてると絵がとっても描きたくなる。



ちなみにジョンと私のコラボコミック第二弾、
もうすぐシャンブルシャルボンから出ますよー

2018-01-05

季節外れの

新年早々麺の写真しか載っけてませんが。笑
これは実は季節外れの冷やし中華。(写真の右下はビーツ)
先日ナントのアジア食品店で見つけた冷やし中華…
しばらく食べてないなーと思ってふと買って作って食べてみたら、猫舌のボリスケにはぴったり。とにかく美味しくて、食事中ふたりとも会話するのも忘れてむしゃむしゃ食べました。美味しすぎたので翌日も食べたほどです。笑
どんだけ好きねん。


今日は元同居人Eのアトリエにお邪魔してきましたー
彼と知り合ってもう10年ほどが経とうとしていますが、私はやっぱりEが好きだと思う(笑)

彼は日本が恋しくてたまらんらしい。
写真はレンジで温めすぎて爆発したコーヒー!笑

 
コルテオ 太陽光発電