2010-02-28

Petit Hi-ki-ko-mo-ri

ひきこもりも、こうしてローマ字で書けば何か新鮮。

今日は家でずっとレポートや掃除、お風呂など
とにかくレポートをすすめた。

うちのサボテンたちも相変わらず元気。


ミラノに住んでるtakeさんに教えてもらった、
高須光聖さんのブログ↓

「構成作家、高須光聖の日常をお届けします」

をたまたま今日見たら、
なるほど・・・と心底思ったことが載ってました。

「ぞうさん」の詩は
実はめちゃくちゃ深いっていう、

そんな話なんです。

一見、オススメします。

2010-02-27

中国茶に揺られ


中国人の友達の家へ行って、

ご飯ごちそうになったり。
主にずっとおしゃべりしていた。

お茶が美味しくて、

ずっと飲んでいました。


彼女の、中国での学生写真を見たけれど、
そこには私の知らない彼女の表情ばかり。

とっても楽しそうで、

私の知る彼女はそこには居なかったよ。


やっぱり「留学」っていうのは
夢で溢れてて、
すごく素敵で、
当たり前に貴重な経験だけども

同じくらい辛いことが多い。

知らない土地に一人ポンっと入って生活をしていくんだから、そりゃ大変だよね。

いい友達に巡り会って楽しい思いばかり出来るとは保証されていないし、そもそも待ってたって何もやってこない。それを誰もが承知でこっちに来てるけど、現実はやっぱり大変なんですね。


彼女の表情を見て、改めてそれを感じた。


逆にいえば、

楽しむのも、勉強にのめり込むのも、交友関係を広げるのも
結局は全部自分次第なんだけども。

2010-02-26

Sabléのサブレ:スピーチ

Sablé sur Sarthe(サブレ・スゥーる・サるト)という街へ

泊まりがけで行ってました。

これが、Sablé Sur Sarthe だっ!!

小さなのどかな街。津幡みたいな・・・?

夕方に駅へ着き、そいからロータリアンの方のお家へ招かれ、
娘さんと遊んでいました。

折り紙を教えてあげたり、
(和紙のおりがみあげたらめちゃくちゃ喜んでくれた)

漫画が好きというので、
久しぶりに少女漫画を描いてみた。
そしたら
私をすごく尊敬のまなざしで見てくれた(笑)

このとき、
昔から女の子の絵を描いてて良かったなぁと思いました。
意外に美大生でも少女漫画を描かない人が多いけど、
私は小さい頃毎日暇さえあれば描いていた。

昔の努力が今になって報われた気がしました。


日本の漫画の威力ってスゴイ…



皆さんのよく知る「サブレー」っていう洋菓子は
この街の名前から来ています。
だからもちろんサブレが有名。
バターがたっぷり、おいしい!!


スピーチは、ロータリアンやその奥さん方など
多くの人が聞きに来てくれて、
一生懸命私のフランス語を聞いてくれました。
終わりには質問もいっぱい。

「人口45万人の小さな街から来ました」

というと、皆さんから「"小さな街"ねぇ・・・」とつっこまれ、
何度もネタにされる始末。
私が住んでるナント市の人口は28万人。

ナントでさえも、北西(ブルターニュ、ペイ・ドゥ・ラ・ロワール)で
かなり大きめの都市、なのです。


人の温かさに助けられ、3度目のスピーチは無事終わりました。

2010-02-24

宝いっぱい小包

けさ、金沢から小包が届きました。


段ボールの中は隙間が無いくらい、
お菓子、おもちゃ、電池、いーーっぱい、宝の山でした!

同居人の目が点になっていました。
あまりにすごかったので。

誕生日プレゼントも入っていた!
もう約半月で23歳になります。

本当にありがとう!!!!
とっても嬉しかったです。


その中に入っていた、うら田の和菓子。
鼓の形がとても綺麗。

ちょっと塩味を感じる、不思議な和菓子。
外観とても凝ってて素敵です。繊細さを感じる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕方きのう偶然出会った日本人女性とカフェでお話。
なんと、気づけば3時間もずっと話していた。
感じのよい、面白い方でした!
今度お家にだんなさんも一緒に来て欲しいな〜
また絶対会いにいこう!!

2010-02-23

Exposé &ビックリ


ロータリーのスピーチをしました。
これで2回目。

今回はよく知っているロータリアンの方ばかりの前だったから
少し安心…かと思いきや、
めちゃくちゃ緊張して、

ワタワタどたどた、相変わらずの私っぷりでした。

少しは大人にならないと。


そして、今日一つの出会いがありました。

昼間、アルザス地方(フランス北東部)の
お総菜とか売っているお店に、
シュークルート(↓)を買いに行きました。
(11月にNancyで食べた写真)


「おいしいって評判」
って前から聞いてて、いざ入ってみると

アジアンな女性定員の方が。

(もしや、、、、日本人の方では・・・!?)

(…いや、でもナントには日本人少ないって聞くし、
 まして、ここはアジア食品店でもないし・・・)

一瞬のうちにすごい色々考えたけど、
次の瞬間
「日本人ですか?」とフランス語で聞かれた!

そう、、、

なんと日本人の方だったーー!

お互いビックリ、嬉し、きゃぴきゃぴしながらお話をしました。
シュークルートそっちのけで。

まさか、アルザスの食品店屋さんで日本人の方に出会えるとは!
その方も、2年ナントに住んでて私が初めて会った日本人だとか。

いやはやー嬉し。
もちろん日本人ばかりの友達に囲まれていたら
こっちに居る意味が無いんだけども、
でもやっぱりたまには日本語をしゃべりたいわけです。

ビックリな出会いに乾杯。

ありがとう!

2010-02-22

詩的ローズティ

(あまりに良い香りで嬉しかったのでパチリ。)
あさ、論文担当の先生に

(ヴァカンス中にもかかわらず)

スカイプ&電話で指導を受ける。

本当、世の中便利になりました。。。

美大の先生方はほとんどパリに住んでいる。
そして週2日しか来ない。

今日話したC先生は、
パリではなく
ものすごい田舎に住んでて、
ナントまで来るのに電車で4時間かかるらしい。

4時間もなんのその。
一瞬で繋がっちゃいますからね。


それで、

論文のこともあってか、
今日一日中
私自身すごくイライラしていて、

それを見かねた同居人が、
さっき薔薇の紅茶をそっとくれた。


(↓ブルターニュ大公城)

(小道の一コマ)


「〜で」っていうフランス語の言い回しについて、
色々同居人に質問をしていた。

en なのか avec なのか de なのか。

最後に同居人がホロっと言った例文を一つご紹介。


Je suis un fruit qui est fait d'amour de mes parents.

わたくしは
両親の愛で出来た、
果実です



言い終わった途端二人して「ぎゃーー!」と叫び、その後大笑い。

こんな例文をサラリと冗談交じりに言うなんて・・・
普通出てこないっちゅーねんっ

2010-02-21

Fantastic Mr. Fox

ほぼ全開かな。

さて、

Fantastic Mr. Fox を見ました。

昔、千と千尋を見たあと、
何も手につかなくなったあの感じを思い出しました。

小さいときは、
映画一本みるってことがビッグイベントだったから
見終わった後って
ポワワーっとなって
完全に頭の中が、
見た映画いっぱいになった、そういう記憶があります。


大人のためのアニメーション。
ユーモアあり、笑いあり、華麗さあり、
コミカルで卒のない、面白い映画でした。

キツネたちの動きなど、本当に私好みでした。

日本では公開されているのかしら。

オススメです。

お知らせ、アマリリス


(↓ガタガタだー!)

3月1日から、約2週間ほど東京芸大と武蔵野美大の学生方が来られるそうです!

今東京ワンダーサイトでDouble Visionがやっています。

1月末からこっちの学生4名が東京で滞在制作をしたんだけど
そのプロジェクトはまだ終わっておらず、
今度は日本の学生がこちらにやってくる…!

すごい嬉しい!!!

どんな作品を作っているのだろう。
どんな人たちなんだろう〜


同居人が買ってきたアマリリス。

発音全く一緒。アマリリス。

花言葉は・・・・と、

おしゃべり
自尊、誇り
内気の美しさ

自尊心っていうのは、特にこちらに来て大事だと思うこと。
謙虚であることって
もちろん忘れてはいけないし忘れたくない。けど
ちょっと間違うと、こちらでは通用しないことがある。

こっちの人はもっとこぅ、ガツガツしている。
たまにはそれが、私には
すごく醜く見えてしまうのだけど。

でもそれが彼ら。

2010-02-19

ヴァカンス

雲がいっつもきれいだーーー

アトリエの一コマ。
中国人のお友達!
周りのカラフルな絵は、台湾人の子の作品。

2月終わりまで、1週間のヴァカンスです。

世の中はもっとヴァカンスが長いんだけど、美大は1週間。

この間にロータリーのスピーチ2回する予定です。

なので、
遠出はできないので、
ブルターニュを1日旅しようかと検討中。

3月からの授業や制作、
お手伝いのためにお家でやることがいっぱいあるので、
ゆっくりするには良い機会。

いっぱい料理も試してみたいし、大いに活用しよう!

2010-02-18

風がつよいから、

私の部屋の窓から〜↓

きょうは本当に天気の変化が激しかった。
今日はよく晴れるなーと思ってたら
激しい雨音が聞こえてきたり、
それがみぞれになったり、

よく降るなーと思ってたら
サンサンと太陽が顔を出したり。

おばあちゃんの折りたたみ傘が大助かり!

お家の近く。サンピエール大聖堂。


週2で日本語を教えていますが
けっこう準備が大変なので、

そりゃあもう、
一生懸命単語を覚えてくれたり、
必死にひらがなを解読しようとしてくれると

本当に嬉しい!



美大にも日本語が好きで学びたいっと
言う友達が実は意外にいて、

とても嬉しく、同時に物好きだわ〜と
驚くわたし。

文法も違えば単語だって、ひらがなもいっぱい。


そういえば
今こうして友達の輪が徐々に広がって言ってるけど、
やっぱりどこも変わらないなぁと思うことが最近多い。

友達の話している内容、反応・・・

文化の違う所にいても、
それでもやっぱり人は人だなーと思うことがしばしば。

思いこみや先入観、いろーんな勝手な「自分の解釈」で
得することも損することも。

2010-02-15

「はい、これがフランス。」

そう、段々近づいてみます。

Voilà, C'est La FRANCE!!

これこそが
フランスという国を一枚の写真で表現するにふさわしい写真。

なんとこれ、県庁。

泥が入り口にたくさんこびりついている。
数多くのデモやストライキの爪痕。



そういえば先日フランス人の友達に、

「フランスの国歌ってどんなの?」
って聞いたら

「絶対歌いたくないから自分で調べてちょ」
と言われた。
結局紹介してくれなかったよ・・・。

2010-02-14

外の空気いっぴゃー


同居人とそのお友達と

撮影も兼ねて
今日はずっと外を歩く。歩く。歩く。

川沿いを

1時間半×2・・・!!

なんてこと!

「ちょっと」って言うからついてったけど
なんと彼らの"ちょっと"は計3時間半のウォーキングだった。

足長い二人に必死でついていく私。そぅ必死・・・

寒すぎて川の表面の氷がずっと残っていた。


実はナントに浮かぶ小さな島(L'ile de versailles)には
日本庭園がある!
知ってはいたけど、実際訪れたのは今日が初めて。



本当に美味しかったお味噌汁。
豆腐買ってきて、自分で作りました。

2010-02-11

Accrochage2


2度目のaccrochage。

アミアミが帰っちゃった・・・
彼女のカメラを持っている今、
写真を撮って、人に贈るのが本当に嬉しい!


今日は2度目のaccrochageがあったんだけど、
→1回目はこちら
記録用にと思って写真バシバシ撮ってたら案の定、

「やっぱり日本人は・・・」って言われる。
写真を撮る度に言われる。

いーじゃん!
写真キレイなんだし!!

疲れててイライラしていたから、
「みんなだって日本行ったらどーせ写真撮るでしょーよっっ」
って強く言ってしまった。


accrochageは前とは全然違うメンバーだから
雰囲気も違って、また面白かった。

家族全員の首周りを石膏で型取りした子やら、
カバの絵を本当のカバくらい大きく描いた子やら、
本当いろいろー!


ナントに雪が降る。
また寒さが厳しくなった・・・ マジ寒い!

2010-02-10

Alligator Grosse Limace

(突然ですが建築学校の屋上。
ここはけっこう有名な学校らしい。)

それでは、

Alligator Grosse Limace を
そのまま読んでみましょう。

アリガト グロス リマス・・・

ん・・・ あっ!!

→アリガトーゴザイマース!!!!!


なんとこれ、フランス語で、
直訳すると
「アリガーター(アメリカのワニ)と太ったナメクジ」

ある日、
全然関係ない英語の授業に、
手作りクレープにつられて
よく分からんままなぜか飛び入り参加して、
英語の授業中、
先生と友達みんなが教えてくれた。

よく分からん成り行きですが、
とにかく面白いので紹介をしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで最近、
極端に友達がともだちって感じがします。

なんといいますか、
なんと表現していいのかよく分かりませんが、


今まで「フランス人」だった友達が、
「ともだち」という人たちになった気がする。

その表現わかるー!っていってくれる人、
かなり少ない気がするけど・・・

言葉がどうこうってよりも、

こちらの人たちに慣れて来たのかなーと
イイ方向に解釈をする私です。

金沢美大に居た時のような感覚を
最近たまに覚えます。
先生や友達とちょっかい出し合って笑ったり、冗談いったり。。。

私はやっぱりナントが大好きです。

(とか言っときながら夏行ったオーストリアでの写真↓)
明らかに謎な出具合のバナナの皮。

2010-02-08

一輪のトリと雛

日曜は日曜らしい日を過ごす。

このトリ、近づいても何にも反応なし。
逃げもしない。
むしろカメラを向けると動きが止まった・・・
なんちゅー役者派なの。
可憐に咲く一輪の花みたいに品のあるトリさんでした。
素敵・・・


浴衣を洗濯、丁寧にアイロン。


両親から、うちのお雛さんの写真が届く。
昔おじいちゃん・おばあちゃんからいただいた宝物です!

兄弟4人分のお雛さんがいて、私の分身はこの子↑。

姉のはほっそりしてて美しい。
着物の柄もおしゃれ。

一方私のは一番太っていて、
なぜか座布団にズドンと座っている。。。

小さい頃は素敵な姉のお雛さんが羨ましかったけど、
今は自分のが一番好きです。
何より私らしいし、他にこんなの見たこと無い!


金沢で、私の代わりに多くの人を迎え入れておくれ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
金沢美大の先輩Y田さんのHPをリンクに追加しました。
 
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